2025年5月24日から26日まで自由法曹団(平和や人権問題に取り組む弁護士の団体)の5月研究討論集会(5月集会)に、私(齋藤事務局)と松丸事務局、萩原弁護士が参加しました。5月集会とは世界情勢とその課題や全国の弁護士の闘いの報告、法律事務員の意見交換などを行う場で、所員が毎年参加しています。開催地は年ごとに変わり、今年の会場は沖縄でした。朝、羽田空港発の飛行機に乗り、沖縄空港についてからバスの集合時間まではなんと10分、コンビニでスパムおにぎりとさんぴん茶を急いで買ってバスに乗り込み、昼食を取りながら1時間程かけてホテル到着後、すぐに事務局全体会が始まりました。

 事務局全体会では、弁護士による学習会と戦争被害者の方から沖縄戦で体験された話を聞くことが出来ました。その後、新人事務局員とその他の事務局員で部屋を分け、交流会を行いました。事務局員は全体で約40人弱、うち新人事務局員は7人と過去1番少なかったそうです。松丸事務局は初めて参加したので心配していたのですが他の事務局に聞いたところ「松丸さんの話が面白かった」と言っていたので先輩としてホッとしました。私が参加した交流会では他事務所の採用活動や日常業務についてなど内容が多岐にわたり、時間はあっという間に過ぎました。全国の事務局が集まる場はなかなかないので、とても貴重な経験でした。

 2日目からはより多くの弁護士が全体会に参加し、前日は埋まっていなかった会場の席が埋め尽くされ、リモート参加者も入れて約400人が集合しました。その後は各分科会に分かれ、私は2日目が貧困と社会保障、3日目は労働の分科会に参加しました。分科会では各弁護士の事件報告がメインですが、各地で闘っている弁護士から成功例や不当判決を受けてどう検討するか、あの時こういう気持ちだったなどのリアルな報告を聞くことができるのもこの分科会ならではです。

 戦後80年の年に今年沖縄で開催されたということで、今年の5月集会はとても意義のある大会でした。5月頭の自民党の西田参議院議員による「ひめゆりの塔」に関する歴史修正主義発言は歴史を軽んじ、沖縄県民の思いを踏みにじるものであり、各地の自由法曹団員が怒り素早く抗議活動を行った報告はとても印象に残りました。

 5月集会は年々参加する事務所が少なくなっており、千葉の事務局は私たちだけでした。現地でしか感じられない報告や事務局同士の交流から仕事に生かせる話なども聞けるので直接参加してよかったと改めて思いました。
 余談ですが、沖縄ということで、青い海、青い空を想像された方。残念ながら想像とは程遠く、梅雨入りしたばかりであいにくの雨模様。ホテルから撮った沖縄の海はなんだか寂しさすら感じます。ですが、ホテルの食事は美味しく、沖縄料理を堪能することはできましたし、最終日には時間がない中でも3人で食事に行き、ブルーシールアイスを食べることもできました。沖縄観光はあまり出来ませんでしたが、また行くときの楽しみにしたいと思います。

 

(事務局 齋藤)