先日、前回のコラムでお知らせした新木場にある「第五福竜丸展示館」に行って参りました!

 個人的には新木場はライブハウスでの楽しい思い出と、知人(友人ですらない)に強引に誘われてパリピ(やたら明るくて騒ぐのが好きな非常に怖い集団のこと。口グセはウェーイwww)のBBQに参加した地獄のような思い出が混在する場所です。若さゆえの過ちです。

 新木場駅から徒歩で10分程、どの辺が夢の島なのか分からない夢の島公園内に展示館はあります。

 入ってすぐ、目に飛び込んでくるのは中央に置かれた第五福竜丸です。屋内で見ると大きく見えますが、これで大海原に出ていったのだと考えると少し頼りないような気もしました。

 展示館では係の方に説明をして頂いた後、水爆とは何か、水爆による被害、第五福竜丸の歴史等の展示物を各自で見て回りました。私は第五福竜丸について「アメリカの水爆実験の被害にあった日本の漁船」というなんとなくの知識しか持っていなかったので、第五福竜丸以外にも被害にあった漁船があること、実験場とされたマーシャル諸島にも被害者はたくさんいること、その中には故郷に帰れない人もいることを知り、勉強になりました。

 同時にそんな被害を出してまでただ強い武器を作り上げることに一体何の意味があるのだろう、とも感じました。

 強い武器を作り上げたら使ってみたくなるのが人間の性では、と考えてしまうとゾッとします。

 展示館自体は小さめの作りですが、内容は深く、多岐に渡っています。

 水爆、核について以外にもマグロの種類について知ることが出来たり、モールス信号が打てたり(SOSすら打てなかったのでもし船で何かあったら諦めようと思いました)見どころはたくさんあるので、まだ行ったことがないという方は一度行ってみてはいかがでしょうか。

 なんと入場は無料でございます。さすが都立!

 あと、展示館入口にある文字がエ〇ァンゲリオンの次回予告みたいだな、と気づいてしまったのでそこも見て頂ければと思います☆

(事務局 中島)